2022年度 志願者数が増えた中学校(神奈川県)
2022年度の中学入試。
首都圏模試センターによると、首都圏の私立・国公立中学入試の受験者総数は
推定5万1100人で、過去最多となった。
そのうち男子は2万6531人、女子は2万4569人。
過去30数年間において、1回目のピークとなった1991年の5万1000人、
2回目のピークとなった2007年の5万5000人を上回った。
そこで、今回は首都圏で今年志願者を増やした学校を、
市進学院の資料をお借りして、見ていきたいと思う。
まずは神奈川県。
男子校
鎌倉学園
1日午後の算数1科が159人→206人で30%増。
倍率も1.9倍→2.2倍とこちらも増加。
慶応普通部
603人→619人の微増。
聖光学院
1日、3日ともに微増。
神奈川御三家では唯一増加。
女子校
カリタス
4日程全てで増加。
特に1日午前中では64人→108人と69%増加。
湘南白百合
今年から国語1科を新設。
今年は147人が応募し、それを含めた全日程で増加。
洗足学園
3日程全てで微増。
捜真女学院
6つの入試形態のうち、5日程で増加。
特に入学金や1年次の授業料が無料になる「スカラシップ」では
57人→153人と大幅増加。
フェリス女学院
435人→464人と微増。
横浜女学院
全ての日程で増加。中には80人→165人と倍増している日も。
志願者に比べ、受験者が少ないことから、併願校としての人気もうかがえる。
横浜雙葉
168人→182人と増加。
共学校
神大附属
男女ともに全日程増加。
関東学院
男女ともに全日程増加。
SFC
男女ともに微増。
中大横浜
1日、2日の午後、男女ともに増加。
鶴見大附属
東海大相模
1日の男女、3日の男子が増加。
日大藤沢
男女とも全日程で増加。
今年から2日の午後が新設される。
森村学園
横須賀学院
横浜創英
5日程男女全てで増加。中には42人→122人で190%増の日も。
横浜隼人
いかがだったでしょうか。
今年は、伝統校の人気が復活してきたように思います。
どうして増加したのか、考えるのは楽しいですよね!
ポチッとお願いいたします。
中学受験情報見られます。
2022年度 中学入試 国語の出典 男女御三家(東京都)
2022年度 中学入試 国語の出典ランキング
入試の国語の出題は、学校からのメッセージ。
受験生に知っておいてほしいこと、考えてほしいこと、共感してほしいこと・・・
複数の学校で出題されるということは、それだけ多くの学校が、
今の6年生に求める要素がつまった作品であるということ。
この記事では、2022年度の国語の出典を、ランキング形式で見ていきます。
今回は1位~5位までをみていきます。
主要な学校で調べましたので、他の学校でも出題されていることがあります。
第 1 位(7校)
第1位は、岩波ジュニア新書の
はじめての哲学 (岩波ジュニア新書 935) [ 藤田 正勝 ] 。
出題された学校は、
大妻 海陽 國學院久我山 品川女子学院 渋谷教育幕張 豊島岡 山脇
の7校でした。
第 2 位(6校)
第2位は、生物はなぜ死ぬのか (講談社現代新書) [ 小林 武彦 ]。
出題されたのは、
の6校でした。
第 3 位(5校)
第3位は、神さまのいうとおり [ 谷 瑞恵 ]。
出題されたのは、
の5校でした。
第 4 位(4校)
第4位は、ちくまプリマー新書の、「自分らしさ」と日本語 (ちくまプリマー新書 374) [ 中村 桃子 ]。
出題された学校は、
の4校でした。
第 5 位(3校)
第5位は、教室に並んだ背表紙 [ 相沢 沙呼 ]。
こちらは10月のサピックスオープンでも出題されました。
出題校は、
の3校でした。
以上、2022年度国語入試出典ランキング
1位から5位でした。
ぜひ参考にしてください!